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Channel: 森の中のグリームズたち
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台風対策について

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バラづくりはゴルフのようなもの

 

ウッドが誰よりも飛んでも

 

パターがヘタクソならトータルダメでしょ

 

今回の連チャン台風での被害は大きいと思います

 

いわゆる池ポチャ・・・

 

 

風が吹くと

 

新芽など赤ちゃんの葉は

水分を持っていかれます

 

 

 

 

下の写真はやられた葉の写真です

 

時間を追うごとに痛みが出ていきます

台風での被害で大きいのは塩害

 

この塩害過ぎ去った後に水まいても

すでに遅しなんですよね

 

塩に色がついていれば

その都度流すのだけれど

無色存在すら結果を見ないとわからない

 

だから台風のとき僕たち

お店で管理している者どもは

どうしているかを書きます

 

 

まずしまえるものはしまう!

面倒でもそれが一番です

 

でもグリガデのように生産もしていて

大量にバラがあってしまえない場合

 

暴風域を抜けるまで

 

葉水かけ続けます

 

 

一度かけただけではダメです

 

かわき始める前にまたかけます

 

量が多いとエンドレスです

 

かぜ台風だったため

もみくちゃにされ

 

傷の入った傷口からは

暴風に水分持っていかれます

 

雨が降ってる場合葉水しなくていいかというと

ここで問題なのが塩害

 

塩が傷口に塗られ続けると傷みます

それを明日の朝水まきして塩を落とすって

 

それはすでに時遅しでしょ?

ドンドン進行していくはずです

 

すでに傷んでるんだから

 

塩にどぎつい色がついていれば

いいのですがね

 

念のため言っておきますが

台風時にアブナイじゃん!!

その通りです

 

危険ですだからしまってくださいなんですが

庭植えしているものなど移動できませんよね

 

だから葉水をかけて常に洗ってやるんです

新芽を乾かさないんです

 

そうした結果ピチピチの薔薇です

葉に水をかけると病気が出ます

 

だからこういったときのために台風来る前の消毒

これは必要なんですよね

 

グリガデでは台風時に

ヘルメットかぶって葉水まきします…笑

 

はっきり言ってはたから見れば

「お気の毒」状態!・・笑

 

でも関係者だから責任者だから

嵐の中でも葉水します

 

無関係だったら笑うのが当然ですよ

「あいつ何しよるん?・・・笑」ってなるもん

雪でハウスが壊れたり

霜で傷んだり

洪水で田んぼの水が気になり亡くなったり

関係ない人から見れば

「行っても何もできないのに何で行くの?」

ってなるでしょう

 

 

でも僕もそのタイプで

危険を承知ですが責任があるし

 

その危険だったり誰もたりたがらない部分にこそ

経験値が隠れてることが多く

見過ごせないってやつです

 

数年前は夜中に来たので

2時くらいにトラックに積んで

怪我してこのバカといわれて…笑

もうこれで最後にしてほしいですが

これからもっと32号とか40号とか

劣悪極まりない感じになるかもしれません

だから今咲かせていると

ダメージも大きい

人の都合ではなく

お客さんの都合ではなく

バラが一番きれいなタイミングで咲かせること

 

本来なら10月中旬が園芸シーズンですが

すべてグリガデではずれてきています

 

 

その昔大昔バラの大苗は

シーズンに合わせて入荷させてましたが

もちろん傷んだりなんだりします

お客さんの家で傷んでも

それはお客さんのせいにしてた時代もあります

 

でも色々経験していくと

まずバラの仕入れは

11月下旬からですが大手に関しては

年明けに入荷としてます

 

花を咲かせて販売することが

皆さんの「育てる感動」を奪ってしまって

これからは考えなければいけない時代に突入ですが

 

とにかくバラ生産者はドライバーで飛ばし

池に落とさない様にきっちりパットで沈め

18ホールを最短で回ることが大切です

皆さんはお仕事とかあってそうもいかないでしょうが

楽しみたいなら本気でやることだと思うのです

 

 

あっ!

 

 

 

もちろんゴルフ経験はございません

「風の大地」読んでる知識だけです…笑

飽きの商材がどんどん入荷中です

パンジービオラまでの間

実は一番いい時期でもあります

 

パンジービオラは11月になってからの販売

焦りは禁物です

 

もうならぶところには並んでますが

今植えると暑くて伸びます

 

パンジービオラは寒さに強く咲きつづけますが

暑さには弱く伸びちゃうんですね

 

早くに買うもいいのですが

実は生産者がこよなく愛する銘品は

間違いのない時期に出荷されます

早く出して悪くなればダメージしか残らないの知ってますから

 

なにに置いても適した季節があるのでしょうね

台風養生復旧で大切なのが

水やり

花苗も防風シートで風よけしてますが

喉乾いてます

旬のものがたくさん元気に咲いてますね

はじめてみたユーカリ

毛羽立ってます

なんか実がなるそうですよ

 

END


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