20歳から
県内大手の
園芸センター
「吉本花城園」で
花屋になったワシ
今から26年前
花の「は」の字も
知らんかった
ワシですが
今となってやっと
「は」の字が
わかる程度
花屋という
サービス業は
お客さんが
動けるときに
営業しないといけない
だから
ゴールデンウイークなど
大忙しのまっただ中
朝早くから
晩遅くまで残業の嵐
これは当時
どこの園芸店も
そうだったと思う
13年お世話になり
退社後グリガデを
始めたのですが
社会人初の
ゴールデンウイーク
休みがあった14年前
休めない
体質でその時作った
ツリーハウス
その当時は
どこにもそんなの
外国のお話し
あったのかも
しれんけど
ネットの環境が
やっと整うかって時代
知らんで当たり前
作り方なんか
しりゃ~せん!
それから窓をつけ
屋根を付け
で完成した
ツリーハウス
当時は上がれた
大人も子供も上がって
風景を楽しんだ
こどもが落ちて
怪我でもしたら
どーするんか!
そんな
ご意見も頂いた
が・・・
無視した
そりゃ当時は
33歳
無敵じゃッタ
グリガデ村を作り
村長さんになる
つもりじゃったから…笑
こうなる構想が
あったわけではない
作りたい方が先
計画性は
いつもゼロ
その場で
何ができるか勝負
この両手で
いつしか
シンボルになり
グリガデゆーたら
ツリーハウス
そんな自然と
好奇心溢れる
場所になった
と思う
もちろん
ツリーハウスが
あったからではない
あくまでおまけ
各く時代のスタッフが
頑張って今の
グリガデがあるように
これからの
グリガデも
しっかり考えて
いかないといけない
それがワシ村長の仕事
薔薇が咲けば
バラの海の上に
建つ小屋になる
夢と希望しかない
見た目と裏腹に
ダメージも多く
正直危険な状態
底抜け
もちろん
上がれないのですが
ツリーハウスの
樹木のクスノキ
この葉っぱが
デッキ部分に
堆積して
腐葉土になってる
もちろん
ウッドデッキも
むしばんでいき
腐ってきてる
屋根も
さんまの箱を
崩して作った
もんだから
痛みがひどい
微風で落ち始めた
これは危険だし
春の嵐のとき
どうなることやら
ココは苦渋の
決断の時
崩そう!
解体開始
せつねぇ~けど
次がある
車でも
モデルチェンジして
新し時代を作り上げ
過去を歴史に
するようにするように
ツリーハウスも
フルモデルチェンジ
しかし
訳も分からず
作ったけど
いろいろと
勉強にもなった
雨仕舞
これは長く
持たせるための
秘訣
梅雨とか
雨対策は必須
昔の番地
2073-1
忘れないと思う
窓はご立派なので
弐号機に使う予定
おお~泣けてくるぜ!
河田くんが
ほとんど
解体してくれました
ビスは絶対に
使いまわす予定!
このツリーハウスを
今まで止めてたビス
シンの部分以外の
装飾の部分には
もってこい!
いつなんどきも
バラに囲まれた
ツリーハウス
いろんな時を
見守って
くれてたように
思います
新緑のきれいな4月
薔薇の咲き誇る5月
ココからの眺めは
最高でした
昔の写真
テラコッタを
いっぱい
ここで販売してた
ツリーハウスは
変らないけど
まわりのバラが
変わっていくので
いつも表情が
違って見えた
慣れてくると
合理的に
なっていくのが
便利さってものですが
グリガデは
便利さとか無縁です
何でもかんでも
合理的に
楽できるように
って考えると
つァ~らん店
になる
間違いなく!
初号機は
いったん
お疲れ様
次なる弐号機は
当然あっと
驚きとひらめきと
感動があるように
今までの経験を
出し切りたいところです
やりすぎ注意ですけどね
こんな暴風
ホワイトアウト
爆弾低気圧にも
しっかり耐えてた
今年の冬
女優が生まれた
5か月後にできた
初号機ツリーハウス
しかし物語は第2章へ
きっとロード13章とかまで行く気満々!・・・笑
忘れることはない
作ってるときに
女優を毛布にくるんで
お弁当を食べた
いろんな
思い出を
ありがとう
「壊れた前の日が
完成した日である!」
ワシの名言です
初号機・・・完結
これから更なる
物語がはじまる予感
でも今までの物語も
あの時作ってた
からこそおこった
物語であって
何もしないと
物語は「何もしない物語」
になってしまう
これからさらに
大きく成長するための
取り壊し
うんイケル!
まだまだ
やる気も
アイディアも
湧いてくるから
第2章の
始まりやね!
ありがとう!
ツリーハウス!!
END